免疫のしくみ・「たまに風邪を引く」のは良い?

コンビニで荷物を送った帰り道、何となく身体からSOSのサインが聞こえる!

喉が痛いし、薄着に衣替えしたせいなのかゾクゾクして寒気が走る。

コロナ騒ぎが未だに不透明な中、もしかして罹患してしまったかも…って、ひんやり、あわててしまいます!

早速、「コロナウイルスと通常の風邪との違いは何か」を検索して、いわゆる通常の風邪だとわかって、やれやれ本当にホッとしました。

帰宅してすること、すぐに以下実行!

①丁寧にアロマ精油でうがいをする②しっかり鼻うがいをする(サイナスリンス)③カイロを3箇所(首の後ろ、腰、お腹)に貼って温め、サロンパス数枚も貼り血行を促す④首周りにタオルを巻いて温め、保護する⑤濃いめのホットなハーブティーでたっぷり水分補給。

あとは、まだ残るその日のタスクは全部放置してベットへ直行です。

休養と睡眠の確保のみに集中します。

汗をかく位まで温めたいので、しっかり布団を被って風邪ウイルスの戦いが収束するまではひたすら免疫力の回復を待ちます。

この方法は、長い間で自分なりに確立、定番化した、成功率のとても高いオススメの風邪対処法です。

◆風邪時の定番ハーブティーは

「インフルエンザの特効薬」と言われるエルダーフラワーと「ビタミンCの宝庫」のローズヒップとのブレンドティーです。体全体を温めるイメージでゆっくり飲みます。

一般に免疫力を高めるハーブといえば、エキナセアが筆頭にあがります。

よくローズヒップとのブレンドで用いられます。

(ただし、免疫過剰が原因のアレルギー症状の場合には避けます)

他にはカモミールやリンデンなどもよく使われます。

◆うがいに使うのは

アロマ精油のユーカリとティートリーを1滴ずつに、自然塩を少しだけよく混ぜて、喉の奥に当てるイメージでうがい。(敏感タイプは、どちらか一種類の精油を1滴のみで)

免疫のしくみで意外ですが、研究によると風邪をひいてウィルスとリンパ球の戦いが終わり、つらい状態から開放された時には、リンパ球が増え、その結果免疫力が約5%、前より高まるらしいのです。

つまり風邪を引くと、免疫力が上がるタイミングを得る機会であると同時に、自分自身の生活スタイルの中で無理や油断を見直す機会でもあると考えられます。

お陰で丸2日は、養生の日になってしまったものの、回復した今はむしろ心身共に爽快な感覚でスッキリ。

デトックスとエネルギーチャージが同時にできたような不思議な感覚です。

通常、人は年に1,2回は風邪を引くと言われます。

その際、クスリを飲むと一週間位かかって治るのが、クスリを飲まないで養生をすると平均では2日半くらいで治るとも言われます。

この事実は講座を学び、普段ハーブを活用する受講生からよく報告されるケースのひとつです。

というのも風邪薬の消炎鎮痛剤は一時的に楽になる反面、粘膜の修復までも止めてしまうので、結果的には長引いてしまうわけです。

これまで「自称健康オタク」として自然療法に長く携わっているおかげでか、今では体調不良が起きると、様々な引き出しをケースごとに使い分ける日常ですが、過去30代前半までは「風邪ひき名人」の異名をもつ程、毎月のように風邪をひいては寝込んで「人並みの免疫力がない」ことが密かなコンプレックスでもありました。

しかも季節の変わり目は必ずと言ってもいい位、まるで年中行事のようにしっかり風邪ひき状態。まさに人生半分の時間損失といった具合。

今ではそれも懐かしい思い出です。

風邪をひくのは辛いし、だれもが避けたいと思うこと。

負のイメージばかりの風邪も、免疫のしくみを知ればたまに風邪をひくのは、むしろ良いことの一面もあるようです。

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